芸事図鑑とは高知で活躍する表現者を可視化するコンテンツです。
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芸事図鑑

山根 風仁

山根 風仁

高知県出身。美学的側面から作曲当時の演奏習慣を研究し、実際の演奏へと取り入れるヒストリカル・チェロ奏者。
国内ではバッハ・コレギウム・ジャパンやオーケストラ・リベラ・クラシカ等、日本を代表する歴史的楽器を用いたアンサンブルのメンバーとして活動。海外では、エディンバラ・フリンジ芸術祭、ウィグモアホール、コンウェイホールなどで演奏するほか、テレジア管弦楽団の首席奏者としてもヨーロッパ各地の音楽祭に出演を重ねている。

近年は特に19世紀〜20世紀初頭の演奏習慣の研究に力を入れ、新しいコンサートシーンの開拓に取り組んでいる。フォルテピアノ奏者の山根友紀と結成した『Duo Yamane(デュオ・ヤマネ)』では、チェロとピアノのための主要なレパートリーの再解釈に加えて、未出版、未録音の作品の発掘も精力的に行っている。
2022年に開催したオリジナル楽器によるJ.S.バッハ『無伴奏チェロ組曲』全曲公演では、第32回青山音楽賞《新人賞》を受賞した。TV朝日『題名のない音楽会』NHK-FM『古楽の楽しみ』英BBC『Classics Unwrapped』などに出演。

土佐高校を卒業。東京藝術大学を安宅賞、アカンサス音楽賞を得て卒業後、英国王立スコットランド音楽院修士課程HIPP(歴史的演奏研究)科を修了。その後、文化庁新進芸術家海外研修制度により、ブリュッセル王立音楽院ポストグラデュエート課程を修了。
カテゴリ
  • 音楽
活動内容
チェロの演奏、指導をしています。

専門はバロック、古典派、ロマン派から近代に至る楽曲に歴史的演奏研究の立場から取り組み、実際の演奏へと取り入れることです。
言葉にすると堅苦しいですが、例えば絵画に時代独特の様式感があるのと同じく、音楽にも時代に合った「喋り方」があります。文献や楽譜を元にそれらを研究し、ただ再現するだけでなく、そこに宿る当時の人々の美学まで掘り下げることで、遠い昔に作曲されたクラシック音楽も色鮮やかに蘇ります。

今まで知っていた音楽が違って聴こえる、全く知らなかった音楽を新しく見つける…そういった音楽を聴く上での再発見、新発見の魅力をお届けできるように日々活動しています!演奏だけでなく、より深く、楽しく音楽に触れていただくためのワークショップやレクチャーコンサートなども行っています。
活動拠点
日本
設立時期
代表者名
Webサイト
https://x.com/futoyama
備考

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