シットロト踊保存会
旧6月10日、室戸市内の漁師約30名が揃いの浴衣に赤いタスキ、投網笠の華麗な衣装で、鉦や太鼓に合わせ、サンバ風に踊り回る。
この陽気な踊りは、魚の供養と大漁祈願をこめて行なわれたものである。
県の無形民俗文化財に指定されている。
この陽気な踊りは、魚の供養と大漁祈願をこめて行なわれたものである。
県の無形民俗文化財に指定されている。
- カテゴリ
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- 伝統芸能
- 舞踊・ダンス
- 活動内容
- 旧暦6月10日の早朝から室戸市元の恵比須神社を踊り始めとし、市内の神社や仏閣などおよそ30箇所を踊り巡り、踊り納めは夕刻になる。 その歌詞に「シットロに合わしてふうふう回る」とあるシットロがこの踊りの名称となっている。 演目は、まづ急げ、川なれなど14通りで、浴衣姿、足袋、草鞋(わらじ)ばき、縁に5色の紙四手を飾りつけた笠をかぶる。 笠の頂点には、マスト状の柱を立て、災厄を去るの猿の縫いぐるみを吊り下げる。 この笠をかぶらせてもらうと御利益がある。 踊り子は漁業従事者で、豊漁祈願の踊りとされて、人魚伝説もあるが、奈良師地蔵堂の”三蔵”なる人物も由来伝承のひとつ。 歌、鉦(かね)、動作からみて念仏踊り系のもので、大正初年ごろから漁祈願の踊りとして復活し今日に至る。
- 活動拠点
- 高知県室戸市
- 設立時期
- 代表者名
- 備考