山瀬・追和組中(古城の大念仏)
高知県指定の無形民俗文化財。
旧8月6日古城部落奥組に伝わる施餓鬼行事。
念仏唱和のみならず芸能的部分を多く含む。
旧8月6日古城部落奥組に伝わる施餓鬼行事。
念仏唱和のみならず芸能的部分を多く含む。
- カテゴリ
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- 伝統芸能
- 活動内容
- 8月6日、古城にある観音堂で行われる施餓鬼供養(せがきくよう)である。大念仏は、神念仏、御刀念仏から構成される。神念仏は、地神荒神、三界万霊、地蔵大菩薩、観音堂以前の寺主たちなどへの供養念仏である。神念仏は、境内中央に据えた太鼓と鉦(かね)とによる念仏唱和であり、両足を前後左右に出すだけの単調な動きである。御刀念仏は三界万霊、寺主、諸々霊供養のものであるが、これには芸能的演出をみせる特色がある。まず山伏が進み出て東西南北に庭誉めの口上をすると、念仏引、柴刈、団扇、太刀、道刈り、庭払、ハツリといった役が境内に進み出て、念仏唱和に続く太鼓の乱打されるなか太刀を振り、鎌で草を刈り、団扇を打ち振り、箒(ほうき) で地面を払い、ハツリで伐木するさまなどを演じながら踊り巡るものである。
- 活動拠点
- 高知県高岡郡四万十町古城
- 設立時期
- 代表者名
- 備考