地吉民俗保存会(地吉の大念仏)
高知県指定の無形民俗文化財。
旧8月5日吉祥地跡で行われ、前半は念仏唱和、後半は芸能的所作。
旧8月5日吉祥地跡で行われ、前半は念仏唱和、後半は芸能的所作。
- カテゴリ
-
- 伝統芸能
- 活動内容
- 8月5日、神道は招魂社、仏は吉祥寺で祖霊祭が行われるが、地吉大念仏は、吉祥寺での施餓鬼供養(せがきくよう)である。集会所を兼ねた吉祥寺軒先には施餓鬼棚が設けられ、三界万霊と新仏を祀る。大念仏は、神念仏、盆念仏、村座、大念仏、ケテン、捨て念仏から構成される。念仏唱和の1単位を庭と称し、各祖霊に捧げる庭数が決められている。芸能的演出をみせるのは、大念仏、ケテン、捨て念仏で、護法トビと称する数人の少年が竹棒(昔は真剣)を持ち、箒(ほうき)、団扇を持った者を加えて太鼓の乱打とともに跳びはねるように踊り巡る。ケテンになると、ハツリ、鎌持ちも加わり同様に巡る。 捨て念仏では、トビ子が竹棒を投げ捨てる。記録には三学寺伝法とあるが、その意は定かでない。
- 活動拠点
- 高知県高岡郡四万十町地吉
- 設立時期
- 代表者名
- 備考