山北棒踊保存会
江戸時代に山内家の庇護をうけた奉納武術として今に伝承されており、毎年11月18日、秋の大祭に奉納される。
- カテゴリ
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- 伝統芸能
- 活動内容
- 11月18日、浅上王子宮秋祭りの神幸が旅所から帰ると、その境内で奉納される。5代藩主豊房家老山内規重が、山北に蟄居(ちっきょ)を命じられた時、家臣刈谷又右衛門が村の若者を集めて小栗正流棒術を教えて御覧に供したことに始まるといい、規重の子豊敷が8代藩主となるに及んで、祭礼に山内家三ツ柏紋を許されるほどになる。棒踊りは、棒術と称した方がふさわしく、本棒と小棒(個棒・子棒)とからなる。本棒は、20人の集団演技で、10人ずつ左右に分かれ対峙し交戦し、その棒の織りなす構図が見事である。小棒は、2人1組で演じられるもので、カワキリ、ヒシ、ツキ、ハナ、トビの5通りの技がある。余興として、軽業芸の車返し、酒漢のさまを演じるヨータンボーは、ユーモラスなものである。
- 活動拠点
- 高知県香南市香我美町山北 浅上王子宮
- 設立時期
- 代表者名
- 備考