花取太刀踊保存会
室町・江戸時代よりの長い伝統をほこる郷土芸能で、県指定の無形民俗文化財ともなっています。
女性の手踊りと薙刀を手にした薙刀踊り。
日本刀を得物とする男性の太刀踊りの3種類があり、これらを総称して「花取り太刀踊り」と呼んでいます。
女性の手踊りと薙刀を手にした薙刀踊り。
日本刀を得物とする男性の太刀踊りの3種類があり、これらを総称して「花取り太刀踊り」と呼んでいます。
- カテゴリ
-
- 伝統芸能
- 活動内容
- 8月15日に大藪天王宮で奉納されていたが、近年は神祭時には実施されず、村のイベント等で披露している。演目には、太刀踊り、薙刀(なぎなた)踊り、手踊りの3通りがあり、これらを総じて花取り踊りと称する。太刀踊りは、男子2人が1組となり、太刀を手にして踊る。 黒上衣に袴、1人は紅、1人は白の襷(たすき)、鉢巻をする。薙刀踊りは、女子が薙刀を手にし、浴衣姿に各々紅白の襷、鉢巻をした踊り子が相対して踊る。花取り踊りも女子の踊りで、紅白相対しての手踊りである。中世期にこの地域の領主であった大藪紀伊守によって始められたとの伝承があり、今も踊り衣装に九曜紋(くようもん)を用いるのはその末孫伊東家によるものだという。しかし、古くは旧暦の盆に踊られているから、盆踊りとしての花取踊りとして注目されるものである。歌詞も数多くあったらしいが、現在伝えられているのは5通りである。
- 活動拠点
- 高知県土佐郡大川村大藪
- 設立時期
- 代表者名
- 備考